冷え性対策

冷え性や低体温に悩まされているならば、生活習慣の改善やエクササイズとともに、毎日の食事からも体を温めるケアを心がけたいもの。特に、熱量をアップしてくれる「たんぱく質」で筋肉量を増やして体温をアップさせましょう! また全身に酸素を運ぶ「鉄分」、血行を促進する「ビタミンE」などの成分も冷え解消に効果的です。今回は、体の冷えとり効果がアップする温め成分をご紹介します。

体を芯から温める成分&食べ物

1.たんぱく質

食べ物を食べた後の消化時に、胃や肝臓が活発に働き、他の栄養素より多くの熱を生んで体を温めてくれます。たんぱく質を摂って筋肉量がアップすると、血流も良くなり、冷えにくい体質に。
・大豆、肉類、魚介類、卵、乳製品(牛乳・チーズ)、大豆製品(納豆・豆腐)など

2.鉄分

鉄分が不足すると、冷えや疲れ、お肌の代謝ダウンを招いてしまいます。たんぱく質やビタミンCと一緒にとると、吸収率がアップします。
・レバー、赤身肉、アサリ、かつお、がんもどき、ひじき、小松菜など

3.カプサイシン

体内のエネルギー消費や代謝を促して、脂肪を燃やします。にんにくと合わせて摂取すると、代謝がさらにアップ♪ 唐辛子にはビタミンCも含まれているので、美肌効果や疲労回復効果もばっちりです!

4.黒いもの

その他、体を温める食材として唐辛子・しょうがなどの香辛料、中国茶やほうじ茶、紅茶、黒砂糖、玄米など。白い食べ物よりも黒い食べ物が体を温める効果が高いです。

逆に体を冷やす食べものには、注意!

ビール、コーヒー、緑茶、白砂糖、白いパンは、体を冷やす効果があるので摂りすぎには注意を! また夏が旬の野菜や果実は、体の熱を外に逃がすので摂りすぎには気をつけましょう。火を通す、体を温める食材と一緒に食べるなど工夫をするように♪

夏の野菜

トマト、ナス、きゅうり、ゴーヤ、レタスなど

夏の果実

マンゴー、バナナ、レモン、スイカ、パイナップルなど