何をどう食べる?

キレイな人は食べ物に気をつけているという言葉通り、毎日の食事でバランスよく栄養を摂ることが、お肌を美しく、健康に保つためのコツ。とはいえ、良かれと思って栄養バランスが偏ってしまったり、お肌に必要な栄養素が摂れていないなんてことも。実は、間違った食事方法を続けている方が多いのだとか! 今回は、栄養学にもとづいた「美肌力アップ」の食事方法をご紹介します。

食べ方ひとつでお肌が変わる! 美をつくる食事方法とは?

美味しいものを食べると心がハッピーになって、ストレスが解消できるといわれています。
でも食べ過ぎ、飲み過ぎを毎日続けていたらお肌の状態はダウン……。
○○が身体に良いから! とその食材を単品で食べ続ける習慣も、栄養が不足してしまい、お肌に悪影響を及ぼします。「美肌のために、バランスの良い食事を」といわれても「何を食べればいいの?」と、イメージが思い浮かばないという方も少なくないはずです。

今日からできる! 美を磨く食事のルール5つ

1.食べる時は、よく噛むこと!

食べる時は、よく噛んで! 昔から言われていることですが、ついついあまり噛まずに食べてしまうこともありますよね。
よく噛むと唾液がたくさん出ます。唾液は消化を助けて、パロチンという成長ホルモンを分泌します。お肌の代謝を良くして、全身を若返らせて、壊れた細胞を修復する効果がある頼もしい成分なのです。
ひと口、30回を目安に、左右均等に。どちらか一方で噛む癖があると、顔の歪みにつながるので注意してくださいね!

2.身体に良い油分を摂ること!

油=太る? というイメージですが、エネルギーをつくり、お肌に潤いを与える美容成分なのです。とはいえ、油なら何でも良いというわけではありません。摂るなら、身体に良い油分を!
えごま油や青魚に含まれているオメガ3系の良質な油分なら、カロリー燃焼効果、保湿効果の両方が期待できます。
オリーブオイルや菜種油などのオメガ9系もオススメです。魚は生で食べると良質な油分が摂りやすいです。肉類なら蒸したり、油を使わずに食材が持つ油分を摂るようにするのもポイントです。

3.発酵食品や乾物を食べること

納豆、お漬物、キムチなどの「発酵食品」は、乳酸菌が豊富なので、腸内の環境を整える効果があります。
また干ししいたけ、干物、ドライフルーツなどの乾物もビタミンやミネラルが豊富に含まれています。こちらも積極的に食べるようにしましょう。

4.ダイエットで肉・魚抜きは避けること!

肉や魚などの「たんぱく質」は、お肌をつくるために、欠かせない重要な成分です。にもかかわらず、ダイエットのために避けてしまう方も多いものです。
たんぱく質を摂らないと、肌荒れ、老化などに加えて、基礎代謝が落ちて太りやすくなったり、抜け毛や体調不良などさまざまな問題を引き起こす可能性があります!